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猫のしつけ・トレーニング

しつけには猫の苦手を利用猫には苦手なものがたくさんありますが、その中でも騒々しい子供が苦手な猫が多いです。知り合いのお年寄りのお宅では、お孫さんが遊びに来ている間中猫は雲隠れ。呼んでも出てこず、どこを探しても猫の姿は見えず。でもお孫さんが帰ってしまうと、いつの間にどこから現れたのか座布団の上でくつろいでいる猫がいるとか。

子供の大きな甲高い声や、想像できない突発的な動き、乱暴なさわり方や抱き方が大嫌いな猫は多いはずです。でも 猫だって初めてお孫さんと対面したときから露骨に姿を隠してしまうことはなかったでしょう。一度不愉快に感じる体験を経験して、「じゃあ、孫がきているときは隠れているのが一番だ」と学習したから出てこなくなるのです。

一般的に猫は下記のようなものを嫌がります。

聞き慣れない音 
嗅ぎなれない臭い 
顔などにかかる空気や水 
気持ち悪いと感じる触感
では、猫が嫌うことをすれば、猫の学習=しつけになるでしょうか? 確かに猫をしつけるためには、猫がそれをすると嫌な目に遭うと覚えさせるのが一番効果的ですが、それも方法次第では同居人の首を絞めかねません。たとえば、猫が食事の準備中のテーブルに飛び乗ったのを見たあなたが、大きな声を上げながら猫に駆け寄って上から手を振り下ろし「しっしっ」と追い払ったら、猫は人が駆け寄ってくる動作だけで恐怖を感じて逃げ出す子になってしまうかも知れません。猫が嫌がることをしつけに応用する時は、猫にとって人が苦手と思わせないように、「それをすると猫自身が不愉快になる」と工夫して学習させなければなりません。

そこで猫を叱る時は、PCのキーボードを掃除するためのエアー缶スプレーなどを利用して離れた場所から猫に吹きかけます。このような小道具を使うことで、自分を不愉快な目に遭わせたのは人ではなく別のものと認識させてください。

猫の叱り方叱り方の一例としては、猫の目を見て訴えるようにこんこんと説教をする、 猫の前で手をパンと叩く、チェッチェと口をならす、怒鳴るのではなく「ダメ!」と少し大きな低い声(いつもと違う口調)ではっきりと制止する、などなどがあります。どんなしつけをする時も、繰り返し、繰り返し、飼い主さんの根気+熱意が必要で、すばらしい同居猫を育てるための根比べと覚悟してください。

同じパターンで叱る
様々な「してほしくないこと」をされた時の叱り方は、毎回同じパターンの方が良いでしょう。家族が多数いる場合も同じ叱り方に統一しましょう。猫の名前を呼びながら叱ると、名前を呼ばれる=叱られると意味づけされてしまう可能性があるのでやめましょう。 
叱るときは現行犯で
犬でも人間の小さな子供でも同じですが、何について叱られているのかわかっていない時は、叱っても意味がありません。猫にしてみたら、朝倒した花瓶のことを夕方叱られても、「この人どうしちゃったの?」の世界でしょう。叱るときは必ず現行犯にしましょう。 
感情的になって怒らない
猫はもともと大きな音や派手なアクション、振動が苦手な動物です。飼い主が感情的に大声を上げたり、手を振り回すことは、猫にとって驚異以外の何者でもありません。叱るときは感情的にならず、いつもより低い声でじっと猫を見つめながら言い聞かせる程度にとどめた方が無難でしょう。絶対に叩いたり蹴ったりしてはいけません。飼い主=怖い人と覚えられないように注意しましょう。 
ダメを徹底させる
家族全員が同じ意識で取り組んで、ダメと決めたことは、いつ何時でもダメを徹底させてください。ただし、猫はとっても要領がよい動物です。みんなが食卓について食事中はテーブルに上らなくなっても、誰もいなくなったら上っていることがあります。ある程度は仕方がないと諦めましょう。 
場合によっては、同居人が譲歩
先ほどのテーブルの例などのように、猫本来が持っている習性や生態などで、しつけることができない事柄にはあきらめが肝心です。